「エースホテル京都」のエントランスに足を踏み入れると、壮大で建築物のような奥行きのある「○○□(マルマルシカク)」のインスタレーションが現れる。さらに、坂本龍一とその友人らの書籍を手に取ることができるライブラリーや、「Pearl+」の特別な香りに包まれた「Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020 『2020S』」 の展示試聴ブースが設置されている。
音楽家・坂本龍一の一周忌に合わせ、「エースホテル京都」では森や木、アートの魅力に触れるエキシビションを3月28日(木)〜4月14日(日)の18日間開催する。坂本が創立した森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」の現代表を務める隈研吾による新作プロダクトの初披露やトークショー、インスタレーションの展示が行われる。
エースホテル創設者であるアレックス・カルダーウッドと坂本は以前から親交があり、2002年にはシアトルにあるエースホテルで、2019年にはロサンゼルスのエースホテルにて坂本のピアノコンサートが開催された。その2人を引き合わせたのが、「エースホテル京都」のアメニティソープ「Pearl +」を手がける世界的なクリエイター ジョン・C・ジェイ。そして坂本の想いを継ぎ、「more trees」代表となっただけでなく、エースホテル京都の外装デザインを監修しているのが建築家の隈研吾だ。
このような縁をもとに、坂本と親交の深かった友人らが時を越えて交わり、坂本が世に訴え、後世に残したいと活動した軌跡と今に触れるこのエキシビション。
今回お披露目となるのが、隈がデザインを手がけ「more trees」から発表される新作のウッドシェルフ「○○□」。北海道産の木材を使用し、北海道下川町で製作を行う。国産材を適切に使用すること、その対価を森づくりへと還元することで森の健やかさの維持に努めており、売上の一部は森の保全活動に活用される。
4月6日(土)には1日限りの隈研吾トークショーを開催し、自身がデザイン監修を手がけたエースホテル京都の空間、新作プロダクトへの想い、さらに坂本龍一やジョン・C・ジェイ氏とのつながりについて語る。また、期間中に「エースホテル京都」のスイートルームに宿泊すると、「more trees」オリジナルプロダクト「つみき」にエースホテルロゴを印字した特別バージョンがプレゼントされる。
さらに、エースホテル京都が入る商業施設「新風館」の地下1Fにある映画館「アップリンク京都」では、懐かしい名作の4K修復版やドキュメンタリーなど、音楽家、俳優、社会活動への取り組みといった坂本龍一関連の映画が3本上映され、館内には「○○□」も設置される。
坂本龍一氏が more trees を立ち上げた想い
人類は森とともにありました。
森が崩壊したところでは文明が滅んでいきました。
今、世界中で森林が崩壊しています。
これは人類文明全体の滅びへの警告と言えるのではないでしょうか。
実は日本は森林の多い国です。
たくさんCO2を固着し、また水を保ち、多くの生命を養い、はたまた海まで育ててくれる貴重な森を、後々の世代まで残すために力を合わせましょう。 more trees!!
more trees 創立者 坂本龍一
イベント開催概要
日程/3月28日(木)〜4月14日(日) 18日間
会場/エースホテル京都 1階ロビーエリア、ロビーギャラリー(京都市中京区車屋町245-2 新風館内)
宿泊特典/期間中エーススイート、ロフトスイート、たたみスイートの宿泊者様には、more treesオリジナルプロダクト「つみき」にエースホテルロゴを印字した特別バージョン(1ピース)、Pear+石鹸、エキシビジョン特別リーフレットをプレゼント
URL/https://jp.acehotel.com/kyoto/
・隈研吾トークショー
日程/4月6日(土)16:00〜17:00
・14:30~15:30にはmore treesオリジナルプロダクト「つみき」のワークショップを開催
会場/エースホテル京都 1Fロビーギャラリー
出演/隈研吾(一般社団法人more trees 代表・建築家)、進行:水谷伸吉(一般社団法人more trees 事務局長)
アップリンク京都 坂本龍一の関連映画3作品上映
第4回TBSドキュメンタリー映画祭2024『坂本龍一WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』
日程/3月22日(金)16:10の回、3月28日(木)16:10の回、3月30日(土)16:10の回、4月2日(火)14:30の回
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
日程/3月22日(金)~
『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア』※アップリンク京都では2K上映
日程/~3月22日(金)以降続映未定
会場/アップリンク京都(京都市中京区車屋町245-2 新風館内)
URL/https://kyoto.uplink.co.jp
Text: Nanami Kobayashi